netflixからのメールで音楽ドキュメンタリーをすすめられた。ザ・ダート:モトリー・クルー自伝である。ヘビメタは、さほど好きではないのだけれども、と思いつつ、すすめられるままにマイリストへ追加した。そこで以前にリストへ追加しながら、見ていなかったものに気づく。クインシーのすべてである。
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今回はnetflixで、このモトリー・クルーをきっかけに続けて見ることになった音楽ドキュメンタリーをメモしておこうと思った。まずは、クインシーのすべて。
クインシーのすべて
クインシーのすべて。クインシー・ジョーンズのドキュメンタリー。あらためて、いや、本当はあらためて、なんて言うこと自体が傲岸不遜この上ないことのように思えてしまうほどに、クインシー・ジョーンズは凄いと思った。クインシー・ジョーンズを追いかければ、アメリカポピュラーミュージックの全てを聞くことができると言っても過言ではない。映画音楽、シナトラ、マイルス、そして、マイケル・ジャクソン。
ビバップとヒップホップは同じと繰り返すのも印象的だった。ビッバップよりもっと前から繋がっているのではないかとも思う。ブルース。アフリカ系アメリカ人によるボピュラー音楽の広がり、で、浮かぶのは、ザ・ローリング・ストーンズの音楽映画、「ワン・プラス・ワン」。「白人に盗まれたんだ」というアジテーションは忘れられない。だから、見たというわけではなくて、「モトリー・クルーにつづいて、こちらもおすすめ」されたので、見たものが、次のものである。
ザ・ローリングストーンズ / オレ! オレ! オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ
ザ・ローリングストーンズ / オレ! オレ! オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ。「悪魔を憐む歌」から始まる。「ワン・プラス・ワン」へのオマージュなのだろうか。ずいぶんと穏やかになったものだという感慨もあるのだろうか。以前に、おなじくNetflixでキース・リチャーズ アンダー・ザ・インフルエンスを見たとき、やはり、ずいぶんと穏やかな、と思ったものだった。「孫と遊ぶのが楽しみ」などと聴いたときには、思わず、おいおい、と突っこみたくなった。
ザ・ダート:モトリー・クルー自伝
ザ・ダート:モトリー・クルー自伝。こちらは昔の「ストーンズ神話」を反復するような悪ガキロックバンドもの。
メタリカ:真実の瞬間
メタリカ:真実の瞬間。こちらは、同じヘビメタでも、ずいぶんと真面目な感じ。ストイックですらある。これもNetflixで配信中のビリオンズにも登場するメタリカは、アメリカでは非常に尊敬されているバンドらしい。らしい、というのはホントにヘビメタに疎いのである。ルー・リードのファンなので、結局はルー・リードの遺作となったアルバムルルがメタリカとの共作だということ、以前にも共演していたことがある、ぐらいに知っていた程度なのである。
フー・ファイターズ / バック・アンド・フォース
フー・ファイターズ / バック・アンド・フォース。こちらのドキュメンタリーでは、ニルバーナのカート・コバーンが一番印象に残った。